NHK総合テレビジョンで 2003/3月30日と4月3日、「小さな旅20周年特集<TOKYO・夜の光景>」で、「幻色の都」の作品何点かと新宿における撮影風景、インタビューが放映されました。
東京の街は、偽色と虚色に満ちている。欧米と近代化を追いかけて、進歩と発展のみを価値基準にして、もっと大事なものを捨て去ってきたようである。雑色と混沌である。腐臭すらただよっている。腐朽する帝都。新宿西口を見てみるがいい。無機質、殺風景、人けが感じられない。人間が造ったコンクリートの墓場ではないか。そんな街も強い夕日を浴びると文句なしに美しく輝く。他にはないここだけの特別な景色がここに現出するのだ。技術と進歩に奢れる人間の強がりのはかなさを照らし出しているかな。ここにくるとなぜか俺はほっとするのだ。.....」というようなことをしゃべりたかったのだけれど、放映されたテレビ画面ではあまり伝わってこなかったようなので、補足です^^;
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